正座をする生活 4
和風便器プラス小便器の所要面積より、大小便兼用で汽車式や西洋式腰かけ便器のほうが少なくてすむ、という理由から公営住宅がこの方式に替えたのも普及に役立った大きな要因でしょう。
腰かけ式便器で用をたすのに大も小も抵抗はないのですが、外国の旅に出て下町を歩くことの好きな私がこまるのはホテル以外の便所を借用するときで、いかにも不潔な便器にぶつかることがあります。
私だけの日本人的な感覚で、あちらの人々はそれほど感じないのかと思っていましたが、そうでもないらしいですね。
ドイツが誇るアウトバーン沿いにある公衆便所の便器について、
"多数の人が利用する便器はしゃがむ形の方が適切である。
第一次世界大戦のあと普及した腰かけ式は公衆便所に関しては誤った方向への進歩であった"
・・・とハンブルグ大学公衆衛生学科のエーバルト教授は結論しています。
ですから、問題を解決するためステンレス製で大小便兼用のしゃがむ形のを開発したが、ご婦人たちはしゃがむときにひざがつらいとすこぶる不評でした。
非衛生的ですが、楽に坐ってするか、落ちつかないが衛生的なしゃがむ方法に馴れるかの解決には少し時間がかかりそうだ、とシュピーゲル誌にあったことを伝えています。
しゃがむ、腰かける、いずれの形でもかまわないのですが、浴室の中で浴槽のとなりにあるのは、広ければいいですが狭い中ではいやです。
ホテルのように限られた日数と限られた人数のときはいいのですが・・・。
こうした洗面所の面積の問題は賃貸 仙台アパートなどにおいてもよくあることのようですね。
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